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映画『ダウンサイズ』つまらない。後半の一時間はなくてもいいと思う

楽しかったモノ・コト

映画『ダウンサイズ』を
視聴しました。

マット・デイモン主演ということで、
かなり期待してしまいました。

しかし、
個人的には、正直いまいちでした。

感想をまとめていきます。

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映画『ダウンサイズ』

『ダウンサイズ』は
2017年に制作された映画です。

監督は、
「アレクサンダー・ペイン氏」です。

この監督の特徴は、
「アメリカ社会の家族・夫婦関係をテーマにし、
 風刺やブラック・ユーモアを混ぜる作風」
ということですが、
確かに言葉通りの作品でした。

ちなみに
興行収入は5,500万ドルに対して、
制作費は6,800万ドルと
「制作費割れ」です。

なんともほろ苦いですね。
いわゆる「赤字映画」というやつです。

ちなみに、
歯ごたえのある
社会風刺の作品が見たい方は、
映画『プラットフォーム』もおすすめです。

良ければ、
↓のレビューも見ていってください。

映画『ダウンサイズ』のあらすじ

舞台は、
人間の体を縮小させることが
可能となった未来社会。

世界では、
人口が増えすぎています。

急いで、
「食料問題」や「環境問題」を
解決しなければなりません。

そこで、計画されたのが、
『ダウンサイズ』です。

人間を小さくすれば、
食べ物も少なくて
大丈夫なわけです。

もちろん、
ダウンサイズをおこなうかは、
個人の意思が尊重されます。

ただ、
『ダウンサイズ』に応じれば、
貯金が少ししかなかったとしても、
裕福な生活を送ることができるのです。

これにつられて、
世界の人々は、
『ダウンサイズ』を決意するのです。

ちなみに、
一度『ダウンサイズ』を
おこなうと
もう元に戻ることはできません。

あなたなら、
『ダウンサイズ』してみたいでしょうか?

映画『ダウンサイズ』の個人的評価

映画『ダウンサイズ』の個人的評価は、
 評価:★★・・・
といったところでしょうか。

正直、
人にお勧めできるほど
面白くはなかったです。

物語の「設定」は、悪くないです。

しかし、何なのでしょうか。
この見ている途中の「これじゃない感」は。。。

序盤の物語に対するワクワク感はすばらしいです。

しかし、
中盤からのヒューマンドラマ感が
急激に作品を面白くなくしているような気がします。

もちろん、
中盤からの話が
制作サイドが視聴者に
「伝えたいこと」だとは思います。

ただ、「設定の面白さ」からの
肩透かしがとにかくすごかったです。

感受性が豊かな人には
面白いのかもしれませんね。

つまり、
万人受けはしないと思います。

映画『ダウンサイズ』の良かった点

新しい世界に飛び込むということ
がうまく表現されていて、
個人的には、
そこには、ぐっと来る部分はありました。

つまり、
主に物語の冒頭が
ピークです(笑)

世の中にはいろいろな事情で
変化を恐れる人がいますよね。

人生の分岐点に差し掛かったとき、
「臆する」のか、「進む」のか。
その人の選択に影響を及ぼすものは
人それぞれです。

映画『ダウンサイズ』のつまらない点

結局、作品を通して、
何がしたかったのかが、よくわからなかったこと
でしょうか。

「環境問題」に
目が散らしたかと思えば、
「ヒューマンドラマ」に
立ち返ります。

そして、最終的には、
「ダウンサイズ」をテーマにする必要が
あったのかなぁとすら感じました。
(あくまで個人の感想です)

一言でこの映画を表現すると
散漫」でしょうか。

少なくとも、
仕事で忙しい友人などに
「休日の大事な時間を割いてみる映画」として
おすすめできる作品ではありません。

さいごに

いろいろと書いてきましたが、
私は、本作をただの駄作だとは思っていません。

現に途中で視聴をやめることなく、
きちんと最後まで視聴できました。

つまらないながらも、
不思議と目を離せない魅力が
感じられたからです。
うまく表現はできませんが。。。

得てして、
世の中の価値観とは
変わっていくものです。

作品によっては、
映画が公開された当時は、
「面白い」と感じなくても、
何年か後に「時代が追いつく」と
とてつもなく面白く、感じるものもあります。

最近だと、個人的には、
『TIME/タイム』がそれに当たりました

ひいき目に見て、
この作品もいつか日の目を見る時が来るかもしれない、
とも感じています。


さて、
すぐれた映像作品を見ると、
『コミュニケーション能力を上げられる』

って知っていましたか?

すぐれた映像作品って
どんなものがあるでしょう?

良ければ
↓の記事も見ていってください。
きっとあなたの役に立ちますよ。