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映画『TIME/タイム』面白い!ついに時代が追いついた

楽しかったモノ・コト

映画『TIME/タイム』を
Netflixで視聴しました。

本作は、公開当初、
映画館でも視聴しました。

その時は、「ふーん、まぁまぁかな」くらいの
感想しかなかったのですが、

この作品、今、改めて見てみたら
かなり面白いではないですか!

感想を記事にします。

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映画『TIME/タイム』について

本作は、2012年に公開された
アメリカ映画です。

ジャンルはSFです。

上映時間は109分と
少し短めの作品です。

監督は、面白いと評判の映画『ガタカ』の
アンドリュー・ニコル氏です。

制作費40,000,000ドルに対し、
興行収入は143,950,521ドルと
なかなかの黒字映画ですね。

映画『TIME/タイム』 のあらすじ

舞台は近未来。

人類は、遺伝子操作によって、
25歳から、肉体が年を取らなくなります。

お母さんと息子の外見が
同年代だったりします。

え!?なんて、うれしい世の中なの!?
とはなりません。

25歳を過ぎた人には、
「1年」の寿命が与えられ、
その寿命が同時に

「通貨」として
使われることになるのです。

つまり、文字通り、
『時は金なり』というわけです。

働けば、対価として、
寿命は増やしてもらえます。

そして逆に、例えば、
「寿命1時間」と引き換えに、
食事をしたり、
家賃を払ったり、
バスに乗ったり
するわけです。

そして、この寿命がゼロになるや否や、
人は、一瞬にしてこと切れてしまうという世の中なのです。

貧する者は、生きるためにあくせく働き、
富める者は、永遠とも思える時を持て余すように生きていくのです。

果たして、
労働者階級の主人公・ウィルは、
どのような人生を過ごしていくのか!?

といったところが、
大まかなあらすじとなります。

映画『TIME/タイム』 の個人的おすすめ度

個人的おすすめ度:★★★★・

普通に何も考えずに見ても、
なかなか楽しめる作品です。

ヒロインの吹き替え声優には、
当時イケイケだった
元AKB48の篠田麻里子さんも起用されております。

演技がひどいという意見もありますが。。。

映画『TIME/タイム』 の面白いと思った点

公開当初より、社会の経済格差が深刻に

この映画の最も面白いところは、

お金=寿命(時間)

という構図をとることにより、
経済格差をより深刻に
表現しているところですよね。

私の記憶では、
当映画の公開当初である2012年、
まだ日本では、今ほど
格差というのはそこまで深刻に
問題視されていなかったと思います。

しかし、
2021年現在の世界では、

・グローバル化の進行
・ITの高度な発達
・新型コロナウイルスの流行

などを経て、
日本においても、
富裕層と貧困層の二極化が
より深刻なものとなりました。

現在の世の中は、
映画の中の世界と
重なる部分も多いと思います。

そういったことを考えながら
映画『TIME/タイム』 を鑑賞していると、
「共感できるな、なかなか面白いな」
と感じるところも多かったです。

ただ、
そんな第三者的な感想を持てるのも、
まだ自身がギリギリ
生活に困らない安全圏に
踏みとどまっているからなのかもしれません。

大変な世の中になりましたね。

そして、映画では、
「お金=時間」
と表現されていますが、

私は、現実世界においては、
時間はお金よりも、
大切なものだと思っています。

お金をたくさん持っていても、
映画のように永遠に生きることはできません。

限りある人生、
会社や仕事に自分の大事な時間を奪われることなく、
自分の人生を生きていきたいですね。

さいごに

個人的に、
映画『TIME/タイム』 は、
何気なく見るポップコーン映画にもなり得るし、
見方によっては、人生を考え直す機会をもらえる
良い映画でもあると思いました。

一度鑑賞した方も
今一度鑑賞すると面白い発見があるかもしれませんよ。


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