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映画『プラットフォーム』、気持ち悪いけど面白い!

楽しかったモノ・コト

映画『プラットフォーム』
をみてきました。

一言で感想を言うと、
「久々にとんでもない作品を引いてしまったなぁ」
といったところでしょうか。

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映画『プラットフォーム』について

本作は、
2019年にスペインで
製作された映画です。

ジャンルは、
「SFホラー」。

現代の格差社会を
絶妙にうまく表現した
作品です。

いい意味でも、悪い意味でも
最初から最後まで
不気味な雰囲気が
ただよっています(笑)

映画『プラットフォーム』のあらすじ

ある日、
主人公・ゴレンは目を覚ますと、
部屋の真ん中に
大きな穴が伸びた「タワー」で
目を覚まします。

そこは「48階層」でした。

このタワーで与えられる食事は、
上の階層の人が
「食べ残した食べ物」
だけです。

つまり、
下の階層に行くほど
食べ物は減っていくわけです。

あなたなら、
下の階層の人たちのために、
食べ物を残してあげられますか?

そして、そして、
さらに1か月後のゴレンを待っていたのは、
「171階層」でした。

いったいタワーは、
何階層まで続いているのか。

ゴレンは生きて、
タワーの外に出られるのか。

想像するだけで、なんとも
不衛生かつ猟奇的な物語ですね(笑)

映画『プラットフォーム』のおすすめ度

個人的おすすめ度:★★★・・

個人的には、
嫌いな作品ではありません。

しかし、正直、
見る人を選ぶ作品だと思います。

視聴をおすすめする人

・社会風刺的な作品が好きな人
・映画から学びを得たい人

視聴をおすすめしない人

・スカッとする映画が見たい人
・汚い描写がNGの人

映画『プラットフォーム』の感想

この映画のすごいところは、
「現在の資本主義社会を直球で表現しているところ」
です。

富裕層は、
多すぎる富をむさぼります。

貧困層は、
声を上げる手段を持たず、
存在を知られることなく、
ひっそりと消えていきます。

まさに
「社会の縮図」。
怖い話です。

この映画を見ていると、
伝えたいことが
ひしひしと伝わってきます。

いかに人々が自分のことしか考えていないか。

どうすれば、
富裕層の善意は、貧困層に伝播させることはできるのか。

実社会に置き換えた時、
持てる者は持たざる者に対して何ができるのか。

我々の世界では、
今月、日本にいる人が、
来月には、中央アフリカで目を覚ます、
などということは、もちろんありません。

そして、私は、
持てる者側の人間として、
持たざる者側の方々に、
何か大きな行動を起こすことは
できそうにもないです。

ただ、
自身の生まれに感謝し、
「足るを知る」ということの大切さを
改めて考えさせられた気がします。

しかし、
個人的には、
自身の読解力不足が
悔やまれるところです。

映画の終わり方について、
製作者側の伝えたいことが
うまく読み取れませんでした。

本映画の終わり方については、
いろいろと考察があるようです。

見終えた後でいろいろなサイトで
考察を読んでみるのも面白いと思います。

私は考察できるほどの
予備知識を持ち合わせていませんでした。

娯楽を楽しむには、
教養が必要だということですね。

やはり、人生を楽しむために
勉強は欠かせないな・・・
という気分にもなりました。

内容が内容なだけに、
「誰にでもおすすめ!」
というわけにはいきません。

ただ、興味を持ったからには、
怖いもの見たさで、
ぜひ見てみてほしい一作だと思います。



さて、少し話は変わりますが、
すぐれた映像作品を見ると、
『コミュニケーション能力を上げられる』
ってあなたは、知っていましたか?

すぐれた映像作品って
どんなものがあるでしょう?

良ければ ↓の記事も見ていってください。
きっとあなたの役に立ちますよ。