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忘れちゃダメ!社員が会社に気を許してはいけない理由

仕事がつらいあなたへ

なんだかんだで
「会社」と「社員」は運命共同体だし、
実質、仲間だよね!

最近、このような
重大な勘違いをしている人が
多く見受けられるように思います。

しかし、
実際には、「会社」と「社員」は
まったく別の立場にあります。

そして、私は常に、
「会社と社員は、対立関係にある」
と強く思うようにしています。

それが、身を守るために必要なことだと
私は思うからです。

今回は、会社において、
なぜ、このような思想を持つ必要があるのかについて、
見ていきたいと思います。

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身を守るために、会社に気を許してはならない

「会社と社員は、対立関係にある」

私は、会社では、常にこのように
強く思うことにしています。

なぜなら、
会社(使用者)は、
気を許せば、社員(労働者)から
常に少しでも多くを「搾取」しようとしてくるからです。

そもそも、
会社の本質とは、「搾取」なのです。

このことは、絶対に忘れてはなりません。

実は、会社は搾取によって成り立っている

さて、
なぜ、会社の本質は、
「搾取」だとまで言えるのでしょうか。

それは、
会社と社員の間には、
深刻な「利益相反の関係」があるからです。

「利益相反」・・・
むずかしい言葉ですね。

簡単に言うと、
「一方」が「得」をすれば、
「もう片方」が「損」をしてしまう関係ということですね。


当たり前な話ですが、
会社は、稼いだお金のすべてを
社員に給料として、支払うわけにはいきません。

ですので、
会社は、稼いだお金の一部を、
我々、一般の社員に
給料としてを支払います。

そして、
給料を支払った後に残ったお金が、
会社の利益になるわけです。


・・・ということは、
よくよく考えると、
とある不都合が真実が見えてきますね。

どうやら、会社は、
社員に支払う給料をできるだけ、
減らした方が、
より大きな利益を得られるようです。

しかし、
我々、一般の社員にとっては、
仕事をする上で、給料の多さこそが、
唯一にして、最大の利益になるわけですよね。

社員は、仕事を通じていろいろな経験を
させてもらえるから、それが利益になるという人もいるかもしれませんが、
そんなこと言う人は、完全に重度の洗脳で頭がやられています(笑)

というわけで、
会社の中にあるお金を社員に
多く配るか・・・
少なく配るか・・・

これは、
深刻な利益相反関係にある
と言えるのではないでしょうか。

そして、
我々、一般の社員からすれば、
さらに、不都合なことに、
「会社は社員よりも圧倒的に立場が強い」
ことはとても大きな問題です。

残念ながら、
労働組合が弱体化してしまった会社では、
社員の立場も弱くなってしまうものです。

一般社員は、管理職にも心を許してはならない

さて、
ここまでの話で、
我々、一般の社員の境遇は、
・「立場が弱い」
・「会社との間に利益相反の関係がある」
ということがわかってきました。

そして、
会社は、我々、一般社員に
できるだけ、少ない給料で、
長時間、熱心に働いてくれることを求めています。

ですので、
そんな会社は、「中間管理職」を監督者として、
立場の弱い一般社員たちに差し向けます。

そして、
差し向けられた中間管理職は、
我々一般社員が、
仕事に熱心に取り組むように、緊張感を与えたり、
法令違反スレスレなサービス残業を行うように促したり
するわけですね。

中間管理職も
プレッシャーにさらされて
仕方なくやっているだけなのです。

決して、
世の中を悪くしたくてやっているわけではないのです。
悲しいことですが・・・

そして、ここで、
我々、一般の社員が、
絶対に肝に銘じておかなければならないことがあります。

管理職は、
我々、一般社員の味方などではなく、
あくまで、「会社側の人間」だということです。

もはや、
会社に魂を売ってしまった哀れな使い魔だと
考えましょう。

管理職は、
あなたの頼れる上司ヅラをして、
現れるわけですが、
その行動のすべては、
会社の利益につなげるためのものです。

管理職があなたに、
仲良く話しかけても、
絶対に心を許してはなりません。

管理職が
あなたにフレンドリーに
すり寄ってくる時の目的は、
たった一つです。

それは、
あなたの心にスキを作り、
心を許させることで、
無理な指示を通しやすくすることなのです。

もし、
管理職の人柄が比較的良いと感じれば、
あなたも、
まぁ少しくらいなら、
言うことを聞いてやってもいいか、
という姿勢をとってしまうことでしょう。

これこそが、管理職の狙いなのです。

一度、
管理職に「スキ」を見せてしまったあなたには、
次々に受け入れがたい指示が出されることになるでしょう。

たった一度でも、
パワハラを許してしまったら、
それが、ずっと続いてしまう状況にも通ずるものがあります。

だから、
一度たりとも、
立場の弱い我々、一般社員は、
会社側の人間である管理職に、
絶対に気を許してはならないのです。

ただし、
反抗をするのと気を許さないのは同義ではないことも
忘れてはなりません。

管理職に対して、
少しでも反抗する意思を見せれば、
たちまちあなたの立場は、
危うくなってしまいます。

ヘタをすれば、
辺ぴな部署に左遷ということも
あり得ます。

会社では、
本音と建て前をしっかりと使い分け、
顔では笑っていても、
心では、常に警戒を怠らないようにしておきましょうね。