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「労働組合なんて、意味ない」!?2つの重要な役割とは

仕事がつらいあなたへ

あなたの会社には、
「労働組合」は、ありますか?

ある程度の規模の会社であれば、
従業員は強制的に労働組合に入れられてしまうという
会社もありますよね。

組合費は、問答無用で取るくせに
組合に助けてもらったことなんてない!

と不満を持っている人も多いと思います。

しかし、
「労働組合には、とっても重要な役割」があるのです。

しかも、2つもです。

それでは、くわしく見ていきましょう。

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労働組合の2つの大事な役割とは

では、さっそく
労働組合の2つの大事な役割について、
見ていきましょう。

労働組合の1つ目の役割

それは、
「春闘でプロレスを演じること」です。

どういうこと・・・?
と、混乱状態でしょうか?

なんと「春闘」というのは、
プロレスだったんですね(笑)

まだピンと来ないかもしれませんので、
↓の方で改めて詳しく取り上げますね。

労働組合の2つ目の役割

では、2つ目の役割は何でしょう。

それは、
「あなたが残業をできるようにすること」
です。

なんと、
労働組合がOKと言わなければ、
会社は、あなたに時間外労働を
させることはできないのですね。

裏を返せば、
あなたが、日々つらい時間外労働を強いられているとしたら、
それは、労働組合のせいだとも言えるわけです。

これはもう非常に重要な役回りと言えるでしょう!

労働組合は春闘でプロレスを演じる!?

まず、
労働組合の大事な役割の一つ目である
「春闘でプロレスを演じること」
について見ていきましょう。

「春闘」と言えば
労働組合が、最も仕事をしているように
見えるイベントの一つですね。

労働組合の役員が、組合員を代表して、
「給料を上げてくれ!」
「休みを増やしてくれ!」
と、会社に申し入れをする一大イベントです。

しかし、
この春闘・・・

本当に行う意味はあるのでしょうか?

実は、私は、
今時の多くの会社での
「春闘」は、特に意味を持たないと思っています。

たいていの場合、
「春闘」の落としどころは決まっているものだからです。

なぜなら、
会社も、周りのライバル企業と労働条件の足並みを
そろえなければ、優秀な人材が集められないからです。

人材が集められなくて、
一番困るのは、ほかならぬ会社の経営層です。

つまるところ、
賃上げの目的は、
一生懸命働くあなたにねぎらうことではなく、
人材確保のためだというわけですね。

それを、
「会社」と「労働組合」がもっともらしく
争って決定を下したように「見せかけている」のが
「春闘」なのです。

この「見せかける」過程を
私はあえて「プロレス」と表現しているわけです(笑)

「プロレス」を言い換えるとすれば、
「筋書のあるショー」という意味合いになりますね。

いわゆる「演出」です(笑)

しかし、
この「見せかける」という過程が
非常に重要なのです。


では、想像してみてください。

もし仮に、
顔もよく知らないような偉い人達に
「勝手に」決められた給料や休日を押し付けられた場合、
あなたは、その条件をすんなりと受け入れることができますか?

「いやいや、去年はけっこう稼いだんだから、給料を上げろよ!」
「なんでうちの会社は、まだ1日8時間労働なんだ!」

と、文句を言いたいところですよね。
こんな状態では、方々で不満が爆発し放題です。
よくわからないまま、押し付けられた条件などでは、
誰も納得できないのですから。


そんな時、
その文句を代表して会社側に申し入れに行って、
もっともらしく争ってくるのが、
「労働組合」です。

そして、
組合員たちは、
「会社側 VS 労働組合」の戦いの記録(議事録)を読みながら、
「今回は労働組合ががんばってくれたから給料が上がったなぁ・・・」
などとちょっとした満足を得るわけです。

しかし、
ここで、疑問が浮かんできますよね。

「春闘で昇給を勝ち取った!」

といっても、
それは、「本当に」春闘の結果、
勝ち取れた昇給なのでしょうか?

残念ながら、
そういうわけではなさそうですね。

結局のところ、
前の年に得られた利益や、会社に貯めてある資金などによって、
昇給のために使えるお金というものは
ある程度、決まっています。

つまり、
昇給のために使えるお金は
すでに、ある程度決まっているので、
あとは、どのような「演出」をして昇給する事実を伝えれば、
組合員たちが、一番喜ぶのかという話になってきます。

そこで、
重要な演出となるのが、
「春闘」で、組合員に「プロレスを見せる」ということに
なるわけですね。

「会社から労働組合が権利を勝ち取った」という
わかりやすい構図にすることによって、
組合員のモチベーションが上がっていくようにするという
からくりがあるわけです。

考えてみると、
なんだか、「春闘」と「パチンコの当たり演出」と似てますね(笑)


そして、逆に、
満足に昇給がおこなわれなかった場合も、
従業員のモチベーションを下げないように、
必死に争った感を出すわけですね。

この「演出」により、
「昇給はしなかったけど、
 言いたいこと言ってくれたし、まぁいいか」
となるわけです。


というわけで、
想像とは少し違うかもしれませんが、
「労働組合は、非常な役割を果たしている」という
話は分かってもらえましたかね。

労働組合がなければ、残業はできない!?

さて、
2つ目の労働組合の重要な役割である、
「あなたが残業をできるようにすること」について、
見ていきましょう。

なんと
「労働組合」が「いいよ!」と言わなければ、
あなたは、残業をすることができないのです。

いわゆる
「36(サブロク)協定」というやつですね。

というわけで、
あなたが、「残業をしたい」派であれば、
「労働組合」はありがたい存在ですが、

逆に、
あなたが「残業をしたくない」派であれば、
「労働組合」は悪魔のような存在だ
ということになりますね。

信じられないかもしれませんが、
労働基準法の中には、
「会社」は、「労働者」に対して
1日8時間、1週間40時間以上の仕事をさせては
いけないという決まりがあるのです。

昨今、長時間労働が、当たり前になった世の中からすると、
信じられないホワイトな勤務時間ですね。

ちなみに、
「会社」と「労働組合」が
「36協定」を結ばずに、
か弱い労働者に時間外労働をさせた場合、
「6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金」が、
会社の偉い人に科されます。


では、
なぜ、「労働組合」は、
「36協定」などという協定を
勝手に会社の経営層と結んで、
労働者に時間外労働を強いるのでしょうか。

それは、もはや、
「労働組合の役員が、会社と癒着し、同質化しているから」
でしょう。

「労働組合も、会社の生産活動が円滑に回ることを優先しているから」
だとも言えると思います。

確かに、
「労働組合の役員」も、
会社の一員なので、
生産活動が滞ることを避けたいのは当然です。

ですので、
ある程度、「労働組合」が、「会社側」に歩み寄る姿勢をとるのは、
仕方のないことだとは思います。

しかし、
現代の多くの「労働組合」は、
本来の「労働者の権利を守る」という役割を
完全に忘れてしまっていると、
私は思っています。

テキトーに結んだ「36協定」で、
上限いっぱいまで時間外労働を強いられ、
体を壊す人を見る時、
「労働組合の役員」は、何も思わないのでしょうか。

これは、もはや、
現代の労働組合は、
会社に魂を売り渡していると言っても、
過言ではないのかもしれません。

会社に言われた労使協定を
なんとなく、結ばされるだけ・・・

そんな弱体化した労働組合は、
ただの会社の操り人形でしかありません。

考え方次第では、
現代において、
「労働組合には意味はない」のかもしれませんね・・・

労働組合には意味はないのか?

さて、今回は、
「労働組合の2つの重要な役割」
について見てきました。

今回、見てきた
労働組合の大事な役割は、
↓の2つです。

・春闘でプロレスを演じること
・あなたが残業をできるようにすること

しかし、
残念ながら、
考え方によっては、
現代の「労働組合」には、
もはや「意味がない」と考えることもできます。

断言しますが、
現代の多くの労働組合に
労働条件を変えるような力はありません。

悪い言い方をすれば、
労働組合は「会社の操り人形」です。

結局は、
会社側が「労働条件を良くしよう!」と思わなければ、
何も変わらないのです。

そういったわけで、
あなたの会社の労働条件の悪い場合にあなたができることは、
2つだけです。

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