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【気持ち悪い】同調圧力をかける人はただの「子ども」?抜け出すには?

仕事がつらいあなたへ

理不尽な「同調圧力」・・・

あなたも感じたことはないですか?


悪い「同調圧力」は、
あなたから、
あなた自身の人生を
容赦なく奪い去っていきます。

あなたの人生は
あなただけのもののはずです。

もしあなたが、
「同調圧力」に悩んでいるならば、
この記事を読んで、
自分の人生を取り戻す準備をしましょう。

ということで
今回は、
同調圧力の正体
同調圧力から抜け出す方法
を取り上げたいと思います。

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同調圧力に屈する人はただの「子ども」

まずは、
同調圧力の正体」から、
紐解いていきましょう。

ずばり、
「同調圧力の正体」は、
見捨てられて、孤立してしまう恐怖」です。

胸に手を当ててみると、
そんな気はしませんか?


しかし、本来、
多くの人が考える「おとな」とは、
独り立ちした存在」のことを指します。

独り立ちした存在」とは、
「見捨てられる」だとか
「孤立してしまう」という
依存的な感覚とは
無縁の存在であるはずですよね。

つまり、
「同調圧力に従わされている人」というのは、
「おとな」ではなく、
親に依存しなければならない「子ども」
に戻ってしまったような状態にある

というわけです。

幼い「子ども」は、
親の言うことを聞くしかありません。

幼い「子ども」は、
親にいい子だと思われたいのです。

幼い「子ども」は、
強大な親に立ち向かうことはできないのです。

そして、
「同調圧力に従わされている人」は、
「社会」に対して「親」を
無意識に投影してしまっているのです。

そして、
悲しいことに
現代の日本には、
中身が「子ども」のまま、
年を重ねてしまった方々も
多くいらっしゃるというのも事実なのです。

同調圧力、屈する人とかける人は表裏一体

ここまでは、
「同調圧力に屈する人」は
ただの「子ども」である、
もしくは、「子ども」状態に戻ってしまっている、

という話をしてきました。

しかし、
「同調圧力に屈する人」も
「同調圧力をかける人」も
心の奥にある心理は、
共通しているのです。


想像してみてください。

あなたは車を運転しています。

すると、
車高の低い軽自動車が
あなたの車の前に
急に割り込んでしました。

そこで、
あなたは思うはずです。

みんな我慢して
 交通マナーを守っているんだから、
 お前もちゃんとを守れよ!

そして、
人によっては、
怒ってクラクションを
鳴らしてしまうかもしませんね。

相手がどんな人で、
どんな状況なのか、
なんてことはまったく気にも留めません。

だって、
みんな(自分)が守るべきルールを
アイツは守っていないんだから!


これって同調圧力の一つですよね。

知らず知らずのうちに
あなたも同調圧力をかける要素を
持ち合わせているんです。

自分も同調圧力に従っているんだから、
他の人も同調圧力に従うべきだ!

同調圧力に従わないやつは
みんなで攻撃してやればいいんだ!

という心理状態なわけです。

多数派の意見に乗っかれば、
「見捨てられて、孤立すること」を
心配する必要はなくなります。

インターネット上で、
「悪者を叩く」という行為は
まさにこれに当たります。

つまり、
「同調圧力に屈する人」と
「同調圧力をかける人」は
表裏一体の関係にあるのです。

あなたが
「自分は同調圧力に弱い」と
感じているならば、
あなたも、実は、
「同調圧力をかける人」予備軍なのです。

そして、
あなたの中身は、
まだ幼い「子ども」なのかもしれません。

まずは、
それを自覚することが
同調圧力から抜け出す第一歩になります。

同調圧力は精神の不安定さからもたらされる

ここまでは、
「同調圧力に屈する人」も
「同調圧力をかける人」も
どちらも幼い「子ども」だ、
と煽りに煽ってきましたね。

あなたを傷つけてしまっていたら、すみません。

確かに、
あなたが本当に「おとな」になれば、
同調圧力からは、解放されます。

インターネット上で
悪者を成敗するのは、自分の役目ではないな、
ということに気付けるならば、
あなたは、すでに立派な「おとな」です。

しかし、
すでに「おとな」であるはずのあなたも、
場合によっては、
同調圧力に屈して、
思ったことが発言できないこと、
ありませんか?


それは、
いったいなぜなんでしょう?


実は、
正常な感覚を持っている人で
「同調圧力」をまったく感じない
という人は存在しません。

そして、
「同調圧力に屈しやすいかどうか」は、
「精神が安定しているかどうか」に
ものすごく影響を受けるのです。


極端な例ですが、

もし、あなたが、
10億円の資産を持っていたとしましょう。

あなたは、
会社の嫌いな上司の言いなりになりますか?

言いたいことをはっきり言ってやるか、
すぐにでも、会社を辞めてやりますよね。


そんな行動ができるのは、
10億円の資産が、
「精神に安定をもたらす」からです。

つまり、
「同調圧力に屈するか屈しないか」は
「精神が安定しているかどうか」に
大きく影響を受けるのです。

精神が不安定であれば、
あなたは幼い「子ども」状態に
引き戻されやすくなってしまいます。

同調圧力から抜け出す方法

「同調圧力の正体」については、
なんとなくわかっていただけましたか?

では、ここからは、
「同調圧力から抜け出す方法」を
見ていきましょう。

ずばり、
「同調圧力から抜け出す方法」は、
「人の気持ちを推し量りにいかないこと」です。

最初のうちは、
なかなかむずかしいかもしれませんね。


10億円の資産を築くよりは
簡単だと思いますので
ちょっと頑張ってみましょう。


確かに、
小学校では、
「相手の立場になって物事を考えましょう!」
と教わります。

そして、
それは、悪いことだとは思いません。

しかし、
本当に相手の立場になって、
物事を考えるなんてことができるのでしょうか?


例えば、
「電車でご老人に席を譲るか否か問題」
を考えてみましょう。

同調圧力的には、
一番近くにいるあなたが、
「席を譲る」のが、
はなまる大正解です。

しかし、
すべてのご老人が、
一様に本当に席に座りたいと思っているでしょうか?

ご老人は、
1駅先で降りるつもりかもしれませんし、
立ったまま足腰を鍛えたいと思っているかもしれません。

ご老人の特殊メイクをした若者が
面白がっている可能性だってありますよね(笑)


まずは、
あなたがあれこれ考えて、
自身の精神を不安定にするのはやめましょう。

「自分の気持ちにだけ注目する」のです。

あなたが「席を譲りたい」と思えば、譲る。

あなたが「席を譲りたくない」と思えば、譲らないのです。


ただし、
気を付けなければならないのは、
「席を譲りたい」というあなたの気持ちは
同調圧力によって、
生み出されたものではないか?
ということです。

ここを混同してしまうと、
いつまでたっても、
あなたは同調圧力から抜け出すことは
できません。

「自分の気持ちにだけ注目する」のが難しいあなたへ

そんなこと言ったって、
「自分の気持ちにだけ注目する」
なんてむずかしい!

そう思う人もいるかもしれませんね。

わかりますよ・・・
正直、私も「気が利くいい人」を
自身の誇りにしていたので、少し悲しいです。

しかし、
ここまでの話をまとめて考えてみましょう。

あなたの
「他人の気持ちが推し量れて、気が利くいい人」
という姿勢は、
まさに同調圧力によって、生み出されています。

そして、
同調圧力は同調圧力を生み出します。

つまり、
あなた自身が同調圧力を生み出しているのです。

あなたが「気が利くいい人」の姿勢を
やめられない限り、
同調圧力は一生あなたについて回り、
あなたを苦しめ続けます。


まずは、
あなたが、
同調圧力から解放されましょう!

もし、
同調圧力に負けそうになったら、
心の中で、こう唱えるのです。

「あぁ、自分はまだ子どもで
 親離れができていないのだ・・・」


気づいていないかもしれませんが、
同調圧力に従わされている人にとっては、
「人の目=親の目」なのです。

「親の目を気にする」ということは、
「親にまだ依存している」ということです。

「おとな」なら、
可能な限り、
「独り立ちした存在」になりたいですよね。


さぁ、
同調圧力の正体を見破って、
自分を同調圧力から解放してあげましょう。

そして、
今一度、肝に銘じましょう。

「世間はお前らのお母さんではない!!」

賭博目次録カイジの利根川さんのセリフです。


むずかしいかもしれませんが、
大きな「子ども」だらけの世の中で
あなただけは「おとな」になるのです。

そうすれば、
あなたはあなた自身の人生を取り戻すことができます。

今回の参考文献:『誰にも嫌われずに同調圧力をサラリとかわす方法』

今回の参考文献は、

大嶋信頼(2022).
『誰にも嫌われずに同調圧力をサラリとかわす方法』.
祥伝社.

です。

著者は、
心理カウンセラーさんで、
多くの症例を治療した実績をお持ちです。

さらに理解を深めたい方は
本書を読んでみてはいかがでしょうか。