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絶対おかしい!DX化を頑張るあなたが損をする理由

仕事がつらいあなたへ

最近、はやりの
「デジタルトランスフォーメーション」。

略して「DX」。

あなたの会社でも
少しずつ何かしらの動きが
始まっているのではないでしょうか?

今日は、
この「DX化」について、
少し、うがった見方をしていこうと思います(笑)

というわけで、
今回のテーマは、
あなたがDX化を頑張ってはいけない理由
です。

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DX化は、労働者ではなく、経営陣のため

さっそく、今回のテーマの結論から、
ということにしましょう。

「あなたがDX化を頑張ってはいけない理由」・・・

それは、
DX化は、経営陣のためのモノだから!
です。

あなたが鋭い方なら、
なんとなく、私の言いたいことが
伝わってしまったかもしれませんね。

言うまでもなく、
DX化の一番の目的は、
「人件費の削減」です。

人件費の削減・・・

さて、これは何を意味するのでしょうか。

それでは、くわしく見ていきましょう。

DX化、頑張らされていませんか・・・?

私の会社でも、
少しずつDX化の動きが
始まっています。

経営陣は、
覚えたての単語を並べ立て、
テキトーに人員を寄せ集め、
それらしい名前のDX部門を組織しました。

たいていの会社でも、
同じことが起きていることでしょう。

しかし、
恐ろしいのはここからです。

DX部門の人員は、基本的に
他の部門と「兼務」という形になっています。

DX化を始めるということは、
まず、何より、最初に「業務の棚卸」を
する必要があるからです。

現場でどんな業務が行われているのかが、
よくわからなければ、
デジタル化や自動化を進めることなど
到底できません。

「兼務」というのは、
すでに人員一人分の仕事をしているのに、
さらに、もう一人分の仕事を増やす
ということですよね。

一人の人間ができるのは一人分の仕事まで
だと思うのですが・・・
まず、そこがおかしい。。。

そして、
犠牲になるのは、
DX部門を兼任させられている人員だけではありません。

当然ながら、
DX部門を兼任させられている人員も
部門すべての業務を把握しているわけではありませんよね。

結局は、すべての人員が、
平等にDX化のための協力を
命じられることになります。

さて、さて、
これでどんなことが起きるでしょうか。

答えは、
「普段の業務に加え、
 すべての人員にDX化業務の負担がかかることになる」
ですね。

そもそも、
すでに普段の業務だけでも手一杯な中で、
さらにDX化の業務の負荷がかかるわけです。

もしかしたら、
過労がたたり、病気になってしまう人が
出るかもしれません。

そして、
会社は、従業員が数名、
体を壊し、そして人生を壊したところで、
何とも思いません。

万が一、訴訟で負けても、
いくばくかの逸失利益を
払っておしまいにできるわけなのですから。

しかもわざわざ、会社を訴えてやろう!
などというドラマの主人公のような方も
かなりのマイノリティでしょう。

そして、
DX化の恐ろしさは、
これだけでは終わりません。

DX化の真の目的は、人件費の削減

さて、
たいていの会社のDX化は、
「一時的に従業員に負荷をかけることで進められる」
ことになりそうです。

そして、
会社にとっては、
従業員の健康などは、
眼中になく、二の次だという話でした。

では、なぜ、
経営陣は、そこまでなりふり構わず、
DX化を進めるのでしょうか?

それは、DX化により、
「人件費を削減できるから」
ですね。

会社経営において、
最もお金がかかるのは、「人件費」である
といっても過言ではありません。

DX化によって、
雇う人員を減らすことができれば、
「人件費」は大幅に削減できます。

これは、
DX化を進めない手はありません。

しかし、
待ってください!

「人件費の削減」をして、
本当に得をするのは、誰でしょう?

そして、損をする人は?

当然ながら、
DX化が本格的に進めば、
会社の収益は大幅に改善されるでしょう。

そうすれば、まず、
ふところが肥えるのは、会社の「経営陣」です。

では、
我々、一般の従業員には、
DX化により、何かいいことがあるのでしょうか?

実は、
我々、従業員には、
いいことなどはなく、
むしろ、悪いことが起こります。

「人件費の削減」とは、つまるところ、
DX化によって、一部の従業員が、
必要なくなることにつながります。

必要なくなった従業員は、
窓際に追いやられて、
最後には、辞めさせられてしまうのは、
今も、これからも、変わらないでしょう。

では、では、
もしも、会社に一部の従業員が
必要なくなった場合、
あなたは、会社に残れる側の人員ですか?

それとも、切られる側の人員でしょうか?

もし、
あなたが「自分は残れる側だ!」と
自信を持って言える人だとしたら、
おそらく、あなたは、
切られる側の人員にまわることになると思います。

なぜなら、
そんなに余裕をこいていられる程、
そこそこに優秀な人の仕事は、
一番最初に「業務の棚卸」が完了し、
真っ先に自動化されてしまうからです。

これからの時代で生き残るには、
いかに狡猾に自身の仕事を
ブラックボックス化するかが
重要になってくるということです。

つまり、
「自分は、昔も今もこれからも会社に必要な人材だ!」
と確信しながら、
DX化を、けなげに頑張っているであろう、
そんなあなたは、
真っ先にDX化によって、
会社から、捨てられる可能性があるということです。

なんだかムカついてきませんか?

まずは、
会社には、
「使用者」と「労働者」がいることを理解しましょう。

そして、
こんな記事を読んでいるということは、
おそらく、あなたは「労働者」側の人間です。

昔、
「従業員(労働者)も経営者(使用者)の視点を持って働け!」
というような妄言を耳にした記憶がありますが、
そんなまやかしのような言葉に
惑わされてはいけません。

「使用者」は「使用者」、
「労働者」は「労働者」であり、
その2つの立場の間には、
深刻、かつ、絶対的な利益相反関係が存在します。

たいていの場合、
「使用者」の利益は、「労働者」からの搾取から生まれ、
「労働者」の利益は、「使用者」からの奪取によって、
もたらされるからです。

労働組合が弱体化した今の時代、
「使用者」と「労働者」は、
もはや対等ではなく、
「使用者」にすべての決定権があります。

現代において、
労働組合は、
春闘の季節に「使用者」とプロレスを演じるだけの
人形のような存在になり果てました。

そんな中で、
我々「労働者」は、
「使用者」にいいように使いつぶされないために
「使用者」と「労働者」が
常に敵対関係にあることを
改めて肝に銘じておかなければなりません。

ただ、何も考えず、
仕事を頑張るのはやめにしましょう。

周りの人に迷惑がかかる
可能性だってあるのです。

そして、
最後に損をするのは、
間違いなくあなた自身なのです。

あなたは「肉屋」?それとも「豚」?

「肉屋を応援する豚」という
スラングをご存じでしょうか?

いつか自分が食べられてしまう状況の「豚」が、
「肉屋」の営業を心配しているが、
最後には屠畜されてしまうという滑稽な話です。

DX化は、
実は、しばしばこの話に
あてはまるのではないかと
私は、思っています。

この話をDX化に例えると、
自分は、食べられる側の「豚(労働者)」なのに
「肉屋(使用者)」の経営を心配して、DX化に協力し、
最後には、屠畜される(切られる)ことになるというわけです。

DX化業務を通常業務に加えられるという
無理を強いられた挙句、
用が済んだら、使い捨てられるかもしれないのに、
世のまじめなサラリーマンたちは、
いったい何を考えながら、
仕事をしているのでしょう?

もしかしたら、
自分を「肉屋」だと
勘違いしているのでしょうか?

確かに、
自分が「豚」だと自覚するのは
少し勇気のいることです。

しかし、
まずは、現状を正しく、
認識することが重要です。

あなたは、
自分が「屠畜されたくない豚」だとしたら、
何ができるでしょうか?

結局のところ、
実は、意外にできることは多くないかもしれません。

なかなか、会社に頼らずに
生きていくというのは、
簡単なことではないのです。

現実的なのは、
「逃げ出せる準備をしておく」
くらいだと思います。

具体的には、
お金の勉強をしたり、
自分でお金を稼ぐ練習をしたり
といったことでしょうか。

会社が、従業員の面倒を見てくれない時代・・・
なかなかに生きづらい世の中ですね。

企業のDX化の進め方は絶対におかしい!

さて、
今回は、
あなたがDX化を頑張ってはいけない理由
について取り上げました。

私は、
今の世の中の流れは
絶対におかしいと思っています。

なぜ、
世のまじめなサラリーマンたちは、
体を壊すリスクまで犯して、
DX化業務に猛進するのでしょう。

最後には、
自分が人員削減の対象になる側の人員に
まわるかもしれないのに、です。

まさに、
企業でおこなわれているDX化は、
従業員が自分の墓穴を、
自分で掘らされている状況だともいえるのです。

こんなに残酷なことが
許されるのでしょうか?

まずは、
「使用者」と「労働者」が敵対関係にあることを
忘れないようにしなければなりません。

そして、
会社から、いつでも逃げ出せる準備は、
しておいた方がいいといえるでしょう。

具体的には、
お金の勉強をしたり、
自分でお金を稼ぐ練習をしたり
といったことが必要でしょう。

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