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【令和版】仕事ができる人の意外な特徴とは

仕事がつらいあなたへ
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あなたの職場には、
仕事ができる人っていますか?

平成から、
令和になってからというもの、
私は、「仕事ができる人の特徴」像が
徐々に変わってきているように
感じています。

もちろん、
「仕事ができる」ことの定義は、
職場の業務内容によっても
変わってくることでしょう。

しかし、
平成時代と令和時代の仕事の性質が
変わってきていることも事実です。

というわけで、
今回は、
「令和時代の仕事ができる人の特徴」
について取り上げます。

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令和時代で重視されるのは「人間性」

まず、本題に入る前に、
「昭和」「平成」「令和」のそれぞれの時代における
仕事のできる人の特徴について整理しておきましょう。


かつて、
「昭和」の頃、
仕事ができる人の特徴と言えば、
「言われたことがきちんとできる真面目な人」
でした。

昭和時代は、
工場で、決まった工程を間違えずに遂行していれば、
自然にモノが売れた時代でしたからね。

周りに緊張感を与え、
部下を思い通りに動かせる人ほど、
偉くなれた時代です。

昭和時代に偉くなれたような人は、
今では、パワハラとして、
やり玉に挙げられるようになってしまいました・・・


そして、時代は進み、
「平成」の頃、
仕事ができる人の特徴と言えば、
「一人で多くの作業をこなせる人」
でした。

昭和から時代が移り、
平成時代は、「失われた時代」と呼ばれています。

「失われた時代」には、
昭和時代ほどに、簡単にモノが売れなくなりました。

追い詰められた会社は、
コストカットにコストカットを重ね、
ついには、人員の削減を始めたのです。

人が少ない状況の中では、
人柄はどうあれ、
一人で多くの作業をこなすことが
求められます。

そのため、
脳の処理速度が速く、
テキパキと次から次に作業を
進めていける人こそが、
仕事ができる人だったわけです。


そして、さらに時代は変わり、
「令和」時代においては、
仕事ができる人の特徴は、
「人柄の良い人」
となりました。

これは意外な特徴ではないでしょうか?
理由を見ていきましょう。

令和時代の仕事は、一人で完結しない

さて、
では、なぜ令和時代の仕事のできる人は
「人柄の良い人」
なのでしょうか。

それは、
令和時代の仕事が、過去と比べて、
明らかに高度化しており、
仕事が一人では完結しないからです。

仮に、昭和時代の働き方を、
今っぽい呼び方で、
「Working 1.0」と名付けます。

「Working 1.0」では、
従業員は、個性を必要とされず、
誰でもできる仕事を行う代わりに
自由意志を持たない(持ってはいけない)
「駒」として扱われました。

余談ですが、
数年前、私は工場の運転部門に配置転換された時、
偉い人に呼び出され、
「個性を出すな!」
と、説教を受けたことがあります(笑)

令和にもなって、
人間の個性を否定するなんて、
わざわざ人間を雇う必要があるのでしょうか。。。

まぁ、直に滅びゆく会社の話は置いておいて、、、


次に、平成時代の働き方を、
「Working 2.0」と名付けましょう。

「Working 2.0」では、
低スペックながら、
一人一人にパソコンが与えられ、
従業員が自由に作業ができるようになりました。

パソコンスキルを身につけないといけないという点では、
「Working 1.0」から「Working 2.0」へのジャンプには
それなりの抵抗が生じたことでしょう。

しかし、
ビジネスマンの中に、
エクセルやワードを全く使えないなどという人は
見たことがありませんし、
どうにか仕事を一人で完結させることができていました。


では、
令和時代の名付けて「Working3.0」は、
どうでしょうか。

「Working3.0」のキーワードは、
「自動化」と「仕事のむずかしさ」です。

まず、
「Working3.0」の主役となるのは、
「自動化ソフトやAI」です。

これらのツールの登場により、
令和時代の仕事は、平成時代の仕事のように、
人間がせかせかと作業をする機会は、
少しずつ減ってきたように思います。

つまり、
「Working3.0」では、
平成時代に重宝されていた作業をテキパキとこなす能力は、
「自動化」により、
少しずつ価値を持たなくなってしまっているということです。

では、
「Working3.0」における仕事は、
楽なのかというと、そんなことはありません。


どうやら、
「Working3.0」において、
仕事の中心は、
「自動化の仕組みを作ること」になる模様です。

おそらく、
あなたが超人ではない限り、
「自動化の仕組みを作る」ためには、
他部門や同僚からの協力を引き出す必要があるはずです。

そんな中で、
あなたが、他部門からの協力を得ようと思った時、
一番の武器になるのは、
なんでしょうか?

それは、
「人柄の良さ」です。

なぜなら、
人柄の良い人は、
周りの人から、助けてもらいやすくなります。

うまく人の協力を引き出すことができれば、
あなた自身に何か特殊なスキルがなかったとしても、
誰かのスキルを借りて使うことができるのです。

「Working3.0」においては、
人からの協力を引き出しながら、
仕事を進めることが、
本質になりつつあるように感じています。

人とかかわるのが
苦手な人には、
少し酷な時代になるかもしれませんね。

ただ、
あなたが周りの人たちに親切に接していれば、
協力を引き出すためのハードルは、
ぐっと下がることは間違いありません。

というわけで、
令和時代において、
仕事ができる人の特徴は、
「人柄が良い」
ことだというわけですね。

あなたは、
胸を張って、
自分の「人柄が良いよ!」
ということができますか?

なかなかむずかしいですよね。

「人柄の良さ」を引き立てるためには、
やはり、コミュニケーション能力も必要になりそうです。

よろしければ
↓の「コミュ力を高める簡単な方法」についても
ぜひご覧くださいね。