酒やタバコで寿命は何年縮む?実はやばいあの食品。損失余命とは

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酒やタバコは
なんとなーく体に悪いよね。

というのは、
みなさん、気づいておられると思います。

では、
具体的にどれくらい悪いの?
寿命は何年縮むの?
といわれると、
よくわからなくないですか?

これを表す一つの指標として、
損失余命」という考え方があります。

「損失余命」というのは、
文字通り、
何かをすることによって、
「損失する余命」を
過去の研究報告から
計算することによって得られる値です。

今回は、
この「損失余命」について、
取り上げます。

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今回の参考文献:『それで寿命は何秒縮む?』

今回の参考文献は、

 半谷 輝己(2016).
 『それで寿命は何秒縮む?』.
 すばる舎

です。

ちなみに著者は、
お医者さんや医学の専門家というわけでは
ありません。

そのため、
著者の個人的な見解や意見については、
少し疑わしい部分もあります。

しかし、
「損失余命」の考え方について、
勉強するには、良い内容だったと思います。

ちなみに、
「損失余命」については、
著者が発明したトンデモ理論というわけではなく、
WHOやそれに類する専門機関・論文などでも
あつかわれている指標の一つです。

タバコ1本で12分の寿命が縮む

では、さっそくですが、
具体的な「損失余命」について、
見ていきましょう。

まずは、「タバコ」です。

タバコは、
なんと1本吸うごとに
12分の寿命が
もっていかれます。。。

1箱20本吸えば、
4時間ですね。

複数の研究で、
同等の数値が示されているとのことですので、
信憑性も高そうです。

友達がタバコを吸っていたら、
「はい、12分寿命縮んだー!」と
いましめてあげましょう。

たぶん嫌われます(笑)


冗談はさておき、
詳しく見ていきましょう。

タバコの煙には、
4000種類以上の化学物質が
含まれていると言われています。

それらが複雑に作用しあって、
喫煙者の体をむしばんでしまうというわけですね。

喫煙習慣のある方は、
タバコを吸わない人に比べて、
12種類ものガンのリスクが
高まるとされています。

特に、
喉頭がん、肺がん、尿路がんのリスクは、
男性の場合、約5倍になります。

これらのがんになってしまうことにより、
寿命が失われてしまうというわけです。

禁煙したい方は、
タバコを一本我慢するごとに
12分の寿命が延びるということを
意識してみると
インセンティブになるのでは
ないでしょうか。

お酒は1.61年の寿命が縮む

次は、
「お酒」の損失余命です。

本書によれば、
お酒を飲む人は、
生涯で1.61年の寿命が
縮むとされています。

あくまで、
適切な飲酒量の場合です。

ちなみに、これは、
2002年のWHOのレポートが根拠になっています。

研究も進んでいるので、
2022年現在に、
算出すれば、別の値が出るかもしれませんね。

本書には、
記載されていませんが、
2020年の研究報告では、
アルコールの乱用で、
29年の寿命が縮む

とされています。

1.61年くらいなら・・・
と安易に飲酒量を増やすのは
危険なので、やめましょうね!

と、私も自分自身にも
言い聞かせることにします。

ひじきの小鉢で58分の寿命が縮む

本書の中で、
特にインパクトがあったのは、
「ひじきの煮物」です。

ひじきの煮物については、
小鉢1人前で
58分の寿命が失われる

されています。

実に、タバコ5本分に相当する
損失余命です。
これには、少し驚きですね。

「体にいいから!」
と言われて
なんとなく食べ続けていた方も
多いのではないでしょうか。


では、
驚いたところで、
詳細を見ていきましょう。

なぜ、ひじきを食べると
こんなにも寿命が縮んでしまうのでしょうか。

これは、
ひじきには、多くの
ヒ素
が含まれるからです。

「ヒ素」というのは、
発がん性もありますし、
他にも人体に急性、慢性を問わず、
悪い影響を与えることがわかっています。

これを受けて、
イギリスの食品規格庁は
英国民に「ひじき」を
食べないように勧告が出したほどです。

さすがは、安全に敏感なヨーロッパです。

日本での見解は、というと、
「ひじき」は、
毎日大量に食べるものではないし
あえて規制する必要もないよね?
というスタンスのようです。

勧告などしようものなら、
「ひじき」の業者が打撃を受けてしまいますし、
仕方ないですね。

ちなみに、
海苔やわかめなどの
他の海藻には、
ほとんどヒ素は含まれません。

ひじきを
習慣的に食べている方は、
他の海藻に変えた方がいいかもしれませんね。

損失余命の考え方の欠点

さて、ここまで
「タバコ」「お酒」「ひじき」について、
損失余命を見てきました。

ショックを受けた方もいるかもしれませんね。

ここで、
「損失余命」という考え方の欠点についても
見ておきましょう。

メリットについては考えない

損失余命の最大の欠点は、ずばり、
メリットについては全く考えないこと
です。

例えば、少し前に
赤身のお肉は、大腸がんのリスクを高める
ということが話題になりました。

しかし、これを受けて、
ただ、お肉を食べるのを
一切やめればいいのかというと
そういうことでもありません。

お肉というのは、
健康的な生活を送るうえで、
重要な食品の一つでもあるわけです。

単純にお肉を食べるのをやめれば、
別のところに弊害が出てきてしまう可能性が高いです。

ですので、
「損失余命」と「メリット」を
うまく天秤にかけて、
生活していくことが大事なわけですね。

間違っても、
リスクをゼロにしようなどとは
考えてはいけません。

水道水ですら、
完全なゼロリスクとは言い切れないかもしれないのです。

観念しましょう。

個人差については考えない

損失余命は、
集団から得られたデータをもとに
計算している指標
でしかありません。

もちろん、
人によって、個人差があります。

飲酒についても、
体内の酵素の活性・不活性によって、
お酒に強い人と弱い人がいるのが
良い例ですね。

ですので、
損失余命は、あくまで、
リスクの目安として、
考えるべきだと思います。

タバコやコーラが大好きでも
長生きしているおばあさんも
いらっしゃるわけですしね。

神経質になり過ぎないことが大事

今回は、
「損失余命」について、
見てきました。

なかなか興味深い話ではなかったでしょうか。

衝撃的な話もあったかもしれませんね。

ただし、
「損失余命」の考え方で
重要なのは、
「リスクのないものは存在しない」
ということです。

なので、
過剰に神経質になり過ぎないことが大事です。

「損失余命」と「得られるメリット」を
てんびんにかけて、
楽しく生きていきましょう。

・他の物の損失余命が知りたい
・損失余命について、もっとよく知りたい

というみなさん、
本書をご一読いただき、
理解を深めてみるものよいかもしれませんよ。

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